赤ちゃんの睡眠パターン

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2024年4月にパパになりました。育児を通して得られた体験を元に育児に役立つ情報を発信していきます。

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赤ちゃんの誕生は人生最大の喜びの一つですが、同時に睡眠不足や育児の不安など多くの課題も待ち受けています。

その中でも特に重要なのが、赤ちゃんの睡眠です。

この記事では新生児の睡眠パターンを深く理解できるようになっています。

こんな疑問が解決
  • 赤ちゃんはどれくらい寝るのか
  • どうやったら寝てくれるのか
  • 月齢ごとにどのように変化するのか
  • 睡眠パターンはどうなっているのか

1. 新生児の睡眠パターンを理解しよう

新生児の睡眠パターンは、私たち大人とは大きく異なります。

まずは、その特徴を詳しく理解することから始めましょう。

月齢別に生活リズムの目安を載せます。

睡眠時間

赤ちゃんは寝ることが仕事なので新生児は平均して1日16〜18時間も眠ります。

月齢1日の睡眠時間活動時間
1ヶ月14-17時間1-2時間
2ヶ月14-16時間2-3時間
3ヶ月14-15時間3-4時間
4ヶ月13-15時間4-5時間
5ヶ月13-14時間5-6時間
6ヶ月13-14時間5-6時間
7ヶ月12-14時間6-7時間
8ヶ月12-14時間6-7時間
9ヶ月12-14時間7-8時間
10ヶ月12-13時間7-8時間
11ヶ月12-13時間8-9時間
12ヶ月11-13時間8-9時間

寝顔がとても可愛いです

睡眠サイクル

新生児は通常2〜4時間ごとに目覚め授乳やおむつ交換が。また、赤ちゃんの小さな胃が小さいので頻繁に食事タイムが必要です。

  • 夫婦で負担が偏らないように話し合ってください。
    • 夜中のミルク対応を曜日別に担当
    • 分担制
    • etc

私たち夫婦は役割を分担制にして夜中も一緒に起きていました

妻:母乳

私:ミルクの準備・ミルクをあげる・ゲップ・哺乳瓶の消毒

睡眠ステージ

新生児の睡眠は活発睡眠(REM睡眠に相当)と静睡眠(ノンREM睡眠)の2つのステージがあります。

種類内容
レム睡眠浅い眠り
(体が寝ているけど脳は起きている)
ノンレム睡眠深い眠り
(体も脳も寝ている)

サイクルが40分~50分です。ちなみに大人のサイクルは(90分~120分)です。

30分間隔で浅い眠りが来るので起きやすい

寝かしつけたと思ったらすぐ起きて全然寝れなかった記憶があります。

こういう時は担当を分けたほうがいいです。

パパができる寝かしつけテクニック

赤ちゃんの寝かしつけはパパにとっても重要な役割です。

5つのテクニックについて説明をしていきますので読んでみてください。

  • 環境づくり
  • スワドリング(おくるみ)
  • ホワイトノイズの活用
  • 優しく揺らす

1. 環境づくり

赤ちゃんも大人と同様に環境が大事です。

しっかり整えてあげましょう。

  • 照明:部屋を暗くします。必要に応じて調光可能な間接照明を使用しましょう。
  • 温度:18〜22度程度が理想的です。赤ちゃんは体温調節が未熟なので室温管理は重要です。
  • 騒音:静かな環境を作りましょう。必要に応じてドアを閉めたり窓を遮音カーテンで覆ったりします。

2. スワドリング(おくるみ)

スワドリングは、赤ちゃんを布でしっかりと包む技術です。

赤ちゃんに子宮内にいるような安心感を与えられます。

  • 柔らかい綿素材の大判ハンカチやおくるみ専用の布を使用します。
  • 赤ちゃんの両腕を体の横にそえて、きつすぎず緩すぎない程度にしっかりと包みます。
  • 足の部分は緩めに包み、動きを制限しすぎないようにします。
  • 生後2〜3ヶ月頃までが適していますが、赤ちゃんが寝返りを始めたら中止しましょう。

モロー反射対策にも効果がありますよ

3. ホワイトノイズの活用

ホワイトノイズは全ての周波数が均等に含まれる音のことで赤ちゃんを落ち着かせる効果があります。

  • 掃除機やドライヤーの音、シャワーの音などが代表的です。
  • 専用のアプリやデバイスも多く販売されています。
  • 音量は赤ちゃんの耳元で50デシベル以下に抑えましょう。

ベイビーシュッシャ―と呼ばれるおもちゃを買って寝かせてました

4. 優しく揺らす

赤ちゃんを抱っこして、ゆっくりと揺らすことで眠りを誘うことができます。

  • 赤ちゃんの頭と首をしっかり支えます。
  • ゆっくりとした一定のリズムで揺らします。
  • 揺らす動きは小さく、激しくならないように注意しましょう

我が家はネムリラに乗せるとぐっすり寝てくれました

3. 昼夜のリズムを整える工夫

赤ちゃんの昼夜のリズムを整えるには一貫した生活パターンを作ると赤ちゃんも理解してくれます。

以下の点に注意しましょう。

  • 日中の過ごし方
  • 夜間の環境づくり
  • 一貫したルーティン

日中の過ごし方

  • 朝起きたら、カーテンを開けて部屋を明るくします。
  • 日中は積極的に赤ちゃんと遊び、刺激を与えます。
  • 外出して自然光を浴びることも効果的です。

夜間の環境作り

  • 夕方からは徐々に照明を落とし、静かな環境を作ります。
  • 夜間の授乳やおむつ交換は、最小限の光と音で行います。
  • 刺激を抑えることで、赤ちゃんが夜は眠る時間だと認識しやすくなります。

一貫したルーティン

毎晩同じ順序でルーティンを行うことで赤ちゃんは眠る時間だと理解しやすくなります。

例えば:

  • お風呂(体温が少し下がることで眠くなります)
  • 授乳
  • 絵本の読み聞かせ
  • 寝かしつけ

このルーティンは20〜30分程度で終わるようにし、

毎晩同じ時間に始めるのが理想的です。

育児は都合よくいかないことばかりです。

できないからと言って自分を責めずに少しずつ出来るようになってください。

4. よくある悩みとその対処法

新生児の睡眠に関しては、多くのパパが同じような悩みを抱えています。

ここでは、よくある悩みとその対処法を説明していきます。

  • 寝かしつけに時間がかかる
  • 頻繁に目覚める赤ちゃん
  • パパ自身の睡眠不足対策

寝かしつけに時間がかかる

赤ちゃんは眠む過ぎると泣きじゃくります。

泣いて興奮してさらに寝れなくなる悪循環になるので先手を打って寝かしつけてください。

  • 眠りのサインを見逃さない
    • あくび、目をこする、ぐずる、視線が定まらないなどのサインに注目
  • 適切なタイミングを逃さない
    • 赤ちゃんが眠くなり始めたら、すぐに寝かしつけを始める
  • 一貫した寝かしつけルーティン
    • 毎晩同じ順序で寝かしつけを行い、赤ちゃんが安心できる状況を作る
  • 過度の刺激を避ける
    • 寝かしつけ中は、明るい光や大きな音、激しい動きを避ける

頻繁に目覚める赤ちゃん

  • 正常な発達過程であることを理解する
    • 新生児期の頻繁な目覚めは正常です。徐々に睡眠時間が長くなっていきます。
  • 夜間の対応を最小限に
    • 夜間の授乳やおむつ交換は、最小限の刺激で素早く行います。
  • 授乳間隔を徐々に延ばす
    • 日中の授乳量を増やし、夜間の授乳回数を徐々に減らしていきます。
  • 自己鎮静を促す
    • 赤ちゃんが完全に目覚める前に、優しくタッチしたり、ささやき声で話しかけたりして、自分で寝直す練習をさせます。

新生児の頃は30分起きに目覚めてしまい

そのたびに抱っこして寝かせることの繰り返しでした。

おくるみやネムリラ等をうまく活用してください。

パパ自身の睡眠不足対策

赤ちゃんだけでなく自分たちの食事の準備も必要なので肉体的にも精神的にもまいってしまいます。

両親がそばにいるのであれば頼りましょう。

いないのであれば交代制にしてどちらかに負担がかからないようにしてください。

  • 赤ちゃんの睡眠に合わせる
    • 可能な限り、赤ちゃんが寝ている時間に合わせて休息を取りましょう。
  • 交代制の導入
    • パートナーと話し合い、夜間の赤ちゃんのケアを交代で行うようにします。
  • 昼寝の活用
    • 赤ちゃんが昼寝をしている間に、短時間の仮眠を取ります。
  • 助けを求める
    • 可能であれば、家族や友人に協力を求め、時々休息の時間を作りましょう。
  • 健康管理
    • 睡眠不足の中でも、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけます。

赤ちゃんが寝ているときに家事をするようにすることはNGです。

休めるときに交互に休んだほうが良いです。

5. 成長に伴う睡眠パターンの変化

赤ちゃんの睡眠パターンは、成長とともに大きく変化していきます。

月齢ごとの一般的な睡眠パターンを理解し適切な対応を心がけましょう。

0〜2ヶ月

  • 1日の睡眠時間:14〜18時間
  • 特徴:完全に不規則な睡眠パターンで、2〜4時間ごとに目覚めます。
  • 対応:頻繁な授乳と世話に備え、パートナーとの協力体制を整えましょう。

3〜6ヶ月

  • 1日の睡眠時間:12〜16時間
  • 特徴:夜間の睡眠が長くなり始め、日中のお昼寝も規則的になってきます。
  • 対応:就寝時のルーティンを確立し、昼夜のリズムを整える努力を始めましょう。

6〜12ヶ月

  • 1日の睡眠時間:11〜14時間
  • 特徴:夜間9〜12時間の連続睡眠ができるようになる赤ちゃんも増えてきます。日中は2〜3回の昼寝をします。
  • 対応:規則正しい睡眠スケジュールを維持し、自己鎮静能力を育てていきましょう。

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

赤ちゃんの睡眠パターンと対策についてたくさんの情報を学んでいただきました。

最後に、重要なポイントを振り返りましょう。

  1. 睡眠パターンの理解
  2. 効果的な寝かしつけ
  3. 昼夜のリズム作り
  4. 成長に伴う変化
  5. 自己ケアの重要性

育児の道のりは決して平坦ではありませんがこの時期はあっという間に過ぎていきます。

睡眠の問題も必ず改善の時が来ます。

赤ちゃんの成長を喜び、小さな進歩を大切にしながら、家族で協力して乗り越えていきましょう。

困ったときは周りの人に相談したり専門家のアドバイスを求めたりすることも大切です。

最後に、この記事が皆さんの育児の一助となれば幸いです。素敵な育児ライフをお過ごしください!

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