立ち会い出産は、ご夫婦にとって人生で最も特別な瞬間の一つです。
夫の思わぬ行動が妻のストレスを高めてしまい大切な出産体験に水を差してしまいます。
夫が気をつけるべきNG行動とその対策をご紹介します。
NG行動と対策
準備不足
ビデオカメラ、保険証、母子手帳など、重要なアイテムを忘れてしまう。
直ぐに家に取りに帰ることが出来ないこともあります。事前にしっかりと準備を忘れずにしましょう。
事前にチェックリストを作成する
出発前に複数回確認する
病院に行く練習をして所要時間を把握しておく
出産の立ち合いに向けた準備にもチェックリストをまとめています。
こちらの記事も併せて参考にしてください。
私の先輩にカメラを忘れて動画を撮れなかった人がいました
いまだに妻に言われるとぼやいていました
妻の状況への無理解
妻の状況を理解せず痛みを軽視するような発言をしたりすることはやめたほうがいいです。
事前に出産の流れや妻の状態について学習する
妻の表情や言葉に注意を払い、共感的な態度を示す
無力感
おろおろするばかりで落ち着きを失ってしまうと役にも立たないと思われてしまいますし妻の不安も増大します。
事前に自分の役割を明確にする
呼吸法のサポートなど具体的な支援方法を学ぶ
冷静さを保つための呼吸法を自分でも練習しておく
不甲斐ないところ見せてしまうと「何のためにいるんだ?コイツ」となります
事前に情報を仕入れておきましょう
過剰なマッサージ
マッサージすることは大切ですが、やり方が間違えていたり力任せにすると痛みが増して負担がかかります。
適切なマッサージ方法を学ぶ
妻の反応を見ながら優しく行うマッサージを望むかどうか、常に妻に確認する
自分は事前に妻にマッサージを試してみました
実践すれば当日のイメージもつきやすいです
上から目線の態度
「やってあげている」という態度を見せるのはNGです。
恩着せがましい態度をとらないようにしましょう。
妻への感謝の気持ちを忘れない
チームとして出産に臨む姿勢を持つ
「一緒に頑張ろう」という気持ちを言葉や態度で示す
不適切な言動
妻を傷つける言葉や冗談を言う。
「痛そうだね」「顔が怖いよ」などの言葉は妻を傷つける可能性があります。
励ましの言葉を用意する
妻の頑張りを認める言葉かけを心がける
不適切な冗談は絶対に避ける
苦しそうな様子を見て和ませたくなります
ですが、普段とは違い状況なので気をつけたほうがいいです
過度な写真撮影
写真やビデオを撮影する記録したい気持ちはわかります。
ですが、妻の意向を無視して執拗に妻のプライバシーや心情を無視した撮影は避けたほうがいいです。
事前に撮影について妻と相談する
妻が撮影を拒否した場合は即座に中止する
出産中は妻の気持ちを最優先にしてあげてください
医療スタッフとの対立
医療スタッフの判断や指示に反論したり口出しをしすぎることはやめましょう。
何度も出産を経験しているプロです。任せるようにしましょう。
医療スタッフを信頼する
疑問があれば丁寧に質問する
自身も興奮しているかと思いますが
冷静になることを心掛けてください。
自己中心的な行動
自分の体調や気分を優先する「お腹が空いたから食事に出かける」など、自分の欲求を優先することは避けましょう。
妻と赤ちゃんを最優先に考える
自分のニーズは二の次にする
事前に軽食を用意するなど、自己管理も怠らない
妻に事前に言われたのが「ゲームをしないでね」でした。
時間がだいぶ空きますが当日ぐらい携帯をあまり触らないようにしてください
まとめ
立ち会い出産は夫婦で協力して乗り越える大切な瞬間です。
これらのNG行動を避け、適切なサポートを心がけることで、より良い出産体験につながります。
事前の準備と心構えが、この特別な瞬間を素晴らしいものにする鍵となります。
夫婦で話し合い、お互いの役割や期待を明確にしておくことも大切です。
そして何より、妻への感謝と敬意を忘れずに、新しい家族の誕生を共に喜び合えることが最も重要です。この記事を参考に、素晴らしい立ち会い出産の経験を実現してください。