赤ちゃんの誕生は人生最大の喜びの一つですが、同時に睡眠不足や育児の不安など多くの課題も待ち受けています。
その中でも特に重要なのが、赤ちゃんの睡眠です。
この記事では新生児の睡眠パターンを深く理解できるようになっています。
1. 新生児の睡眠パターンを理解しよう
新生児の睡眠パターンは、私たち大人とは大きく異なります。
まずは、その特徴を詳しく理解することから始めましょう。
月齢別に生活リズムの目安を載せます。
睡眠時間
赤ちゃんは寝ることが仕事なので新生児は平均して1日16〜18時間も眠ります。
月齢 | 1日の睡眠時間 | 活動時間 |
---|---|---|
1ヶ月 | 14-17時間 | 1-2時間 |
2ヶ月 | 14-16時間 | 2-3時間 |
3ヶ月 | 14-15時間 | 3-4時間 |
4ヶ月 | 13-15時間 | 4-5時間 |
5ヶ月 | 13-14時間 | 5-6時間 |
6ヶ月 | 13-14時間 | 5-6時間 |
7ヶ月 | 12-14時間 | 6-7時間 |
8ヶ月 | 12-14時間 | 6-7時間 |
9ヶ月 | 12-14時間 | 7-8時間 |
10ヶ月 | 12-13時間 | 7-8時間 |
11ヶ月 | 12-13時間 | 8-9時間 |
12ヶ月 | 11-13時間 | 8-9時間 |
寝顔がとても可愛いです
睡眠サイクル
新生児は通常2〜4時間ごとに目覚め授乳やおむつ交換が。また、赤ちゃんの小さな胃が小さいので頻繁に食事タイムが必要です。
私たち夫婦は役割を分担制にして夜中も一緒に起きていました
妻:母乳
私:ミルクの準備・ミルクをあげる・ゲップ・哺乳瓶の消毒
睡眠ステージ
新生児の睡眠は活発睡眠(REM睡眠に相当)と静睡眠(ノンREM睡眠)の2つのステージがあります。
種類 | 内容 |
---|---|
レム睡眠 | 浅い眠り (体が寝ているけど脳は起きている) |
ノンレム睡眠 | 深い眠り (体も脳も寝ている) |
サイクルが40分~50分です。ちなみに大人のサイクルは(90分~120分)です。
寝かしつけたと思ったらすぐ起きて全然寝れなかった記憶があります。
こういう時は担当を分けたほうがいいです。
パパができる寝かしつけテクニック
赤ちゃんの寝かしつけはパパにとっても重要な役割です。
5つのテクニックについて説明をしていきますので読んでみてください。
- 環境づくり
- スワドリング(おくるみ)
- ホワイトノイズの活用
- 優しく揺らす
1. 環境づくり
赤ちゃんも大人と同様に環境が大事です。
しっかり整えてあげましょう。
2. スワドリング(おくるみ)
スワドリングは、赤ちゃんを布でしっかりと包む技術です。
赤ちゃんに子宮内にいるような安心感を与えられます。
モロー反射対策にも効果がありますよ
3. ホワイトノイズの活用
ホワイトノイズは全ての周波数が均等に含まれる音のことで赤ちゃんを落ち着かせる効果があります。
ベイビーシュッシャ―と呼ばれるおもちゃを買って寝かせてました
4. 優しく揺らす
赤ちゃんを抱っこして、ゆっくりと揺らすことで眠りを誘うことができます。
我が家はネムリラに乗せるとぐっすり寝てくれました
3. 昼夜のリズムを整える工夫
赤ちゃんの昼夜のリズムを整えるには一貫した生活パターンを作ると赤ちゃんも理解してくれます。
以下の点に注意しましょう。
- 日中の過ごし方
- 夜間の環境づくり
- 一貫したルーティン
日中の過ごし方
夜間の環境作り
一貫したルーティン
毎晩同じ順序でルーティンを行うことで赤ちゃんは眠る時間だと理解しやすくなります。
例えば:
- お風呂(体温が少し下がることで眠くなります)
- 授乳
- 絵本の読み聞かせ
- 寝かしつけ
このルーティンは20〜30分程度で終わるようにし、
毎晩同じ時間に始めるのが理想的です。
4. よくある悩みとその対処法
新生児の睡眠に関しては、多くのパパが同じような悩みを抱えています。
ここでは、よくある悩みとその対処法を説明していきます。
- 寝かしつけに時間がかかる
- 頻繁に目覚める赤ちゃん
- パパ自身の睡眠不足対策
寝かしつけに時間がかかる
赤ちゃんは眠む過ぎると泣きじゃくります。
泣いて興奮してさらに寝れなくなる悪循環になるので先手を打って寝かしつけてください。
頻繁に目覚める赤ちゃん
新生児の頃は30分起きに目覚めてしまい
そのたびに抱っこして寝かせることの繰り返しでした。
おくるみやネムリラ等をうまく活用してください。
パパ自身の睡眠不足対策
赤ちゃんだけでなく自分たちの食事の準備も必要なので肉体的にも精神的にもまいってしまいます。
両親がそばにいるのであれば頼りましょう。
いないのであれば交代制にしてどちらかに負担がかからないようにしてください。
赤ちゃんが寝ているときに家事をするようにすることはNGです。
休めるときに交互に休んだほうが良いです。
5. 成長に伴う睡眠パターンの変化
赤ちゃんの睡眠パターンは、成長とともに大きく変化していきます。
月齢ごとの一般的な睡眠パターンを理解し適切な対応を心がけましょう。
0〜2ヶ月
3〜6ヶ月
6〜12ヶ月
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
赤ちゃんの睡眠パターンと対策についてたくさんの情報を学んでいただきました。
最後に、重要なポイントを振り返りましょう。
- 睡眠パターンの理解
- 効果的な寝かしつけ
- 昼夜のリズム作り
- 成長に伴う変化
- 自己ケアの重要性
育児の道のりは決して平坦ではありませんがこの時期はあっという間に過ぎていきます。
睡眠の問題も必ず改善の時が来ます。
赤ちゃんの成長を喜び、小さな進歩を大切にしながら、家族で協力して乗り越えていきましょう。
困ったときは周りの人に相談したり専門家のアドバイスを求めたりすることも大切です。
最後に、この記事が皆さんの育児の一助となれば幸いです。素敵な育児ライフをお過ごしください!